50代サラリーマンの迷走投資日記

お金のこと、投資(株、株価指数CFD、iDeCoなど)、税金のことなどについてつづりたいと思います。

外貨に替える「為替手数料」を「2銭/ドル」にする方法

外貨に替える「為替手数料」を「2銭/ドル」にする方法

 

SBI証券の為替手数料は25銭/ドル

 

SBI証券で外国株式や外国ETFなどを購入するためには、取引の際に「円貨決済」する方法と、予め外貨(ドル)を用意しておいて「外貨決済」する方法があります。

 

円貨決済を選んだ場合は、為替手数料が「25銭/ドル」になります。

つまり、10,000ドル(約1,150,000円)の買付の場合は、為替手数料が2,500円かかることになります。

 

為替手数料は少しでも安い方がいいのですが、この為替手数料を少しでも節約する方法がありますので、以下に説明したいと思います。

 

住信SBIネット銀行であらかじめドルに替えておく

 

SBI証券で直接、円貨決済する場合は為替手数料が「25銭/ドル」になりますが、住信SBIネット銀行であらかじめ円をドルに替えておけば、為替手数料を安くすることが出来ます。

 

住信SBIネット銀行の「外貨普通預金」で米ドルを買付すると、為替手数料が4銭/ドルになるのです。

 

この場合、10,000ドル(約1,150,000円)では為替手数料が400円となり、SBI証券で直接、円貨取引する場合に比べて「約1/6」になります。

 

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◆用意した外貨はSBI証券側で入金手続き

 

外国株式や外国ETFなどを購入するためには、住信SBIネット銀行で用意した外貨をSBI証券の口座に移しておく必要があります。

 

この場合、住信SBIネット銀行から送金するのではなく、SBI証券側で入金手続きをする必要がありますので注意が必要です。

 

SBI証券の「入出金・振替」⇒「外貨入金」画面に進み、入金手続きを行います。

入金手続きが完了すると、外貨での取引が可能になります。

 

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◆為替手数料を「4銭/ドル」から「2銭/ドル」にする方法

 

住信SBIネット銀行の「外貨普通預金」で米ドルを買付すると、為替手数料が4銭/ドルになりますが、「外貨積立」を選択すると、為替手数料が2銭/ドルにすることができます。

 

「外貨積立」は、言葉の通り「積立」なので、定期的に積立することになりますが、積立した直後に解約すれば、スポット買付したのと同じになります。裏技的な買い付け方法ですが、この方法だと、為替手数料を「4銭/ドル」から「2銭/ドル」にすることができます。

 

なお、買付した外貨は、上記の通りSBI証券の口座に移しておけば、いつでも外国株式や外国ETFなどを購入することができます。

 

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◆外貨は米ドル建MMFを買付して有効に運用

 

SBI証券の口座に移した米ドルですぐに外国株式や外国ETFなどを購入しないで、そのまま置いておく場合もあると思います。

 

その場合は、米ドル建MMFを買付しておくとよいでしょう。

 

「取引」「投資信託」「外貨建MMF(買付)」を選ぶと、米ドルでは四つのファンドを外貨決済では10米ドル以上から買付することが出来ます。

 

外貨建MMFは、主に外貨建の公社債を投資対象としている投資信託で、買付や売却の手数料は無料で年率換算利回りが高いもので0.081%(2022/01/10現在)と、定期預金よりも利率が高いのが特徴です。

 

外国株式や外国ETFなどを購入したい場合は、手数料は無料で売却すればすぐに購入資金を準備することができ、便利だと思います。

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